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SS第5回……飛んで第6回w(前篇)

東北で起きた大地震から一週間が過ぎました……。
自分のところは大きく揺れはしましたが、幸いなことに大した被害は出ませんでした。
被災地の方々は今も苦しい生活を余儀なくされていることが予想できます。一日でも早く復興されること、一人でも多くの人たちの命が救われることを切に願っています……。
まだ余震や放射能など、油断のできない状況が続いています。助かった人たちも、充分に気をつけてくださいね。
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それではSSの方にまいります。例のごとく一話じゃ長くなりそうなので前後篇に分けてお送りしますw
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「……え?お使いですか?」
今まで棚の整理をしていた留美が、作業中の手を止めそう聞き返す。

「そう。このお店の常連さんなのだけれど、ちょっと届けて欲しいものがあるの。私はこの後、このお店に来る別のお客さんを待たないといけないから、代わりに留美ちゃんに頼もうと思って……」
「それは別に良いですけど……ん?ちょっと待ってください……このお店の常連ってことは……その人も魔法使いか何かですか……?」
恐る恐る尋ねると、『店長』は少し笑って

「大丈夫よ。魔法使いといっても、今は普通の男性と結婚してちゃんと現代社会に溶け込んでる良識のある人だから……」
「へ~……ってこの現代社会で生活してる魔法使いっているんですか!?」
留美は驚いた様子で聞き返すと

「えぇ……でも普段はバレないように魔法もあまり使わないようにしてるし、もしバレても「一時的に記憶を消す魔法」が使える人でなければ、普通の人間の社会には出られないように魔法使いの法律で決められてるから普通の人が目撃することは滅多に無いのだけれどね」
『店長』いわく、そういう魔法使いはこの日本だけでも数千人を超えるらしい。驚愕の事実である。

「そういえば、お子さんも生まれたって言ってたわね……留美ちゃん、良かったらその子と仲良くしてあげてね」
と言って、商品を留美に手渡す。

魔法使いの家……
既に何人か会ってるとはいえ、実際にどんな生活をしているのかなど考えたことも無かった。
そして留美は、期待と不安を胸にさっそく出かけることにした。

そして電車に揺られ地図を頼りに歩くこと数十分、目的の場所と思われる場所にたどりついた。
しかしそこは……

「え~っと……ココで良いんだよね……?」
そこには一見なんのヘンテツも無い、ドコにでもありそうなマンションが建っていた。
改めて地図を確認すると、その人の住む部屋番まで書かれている……どうやら間違いないようだ。

「い、いや……社会に溶け込んでるって言ってたし、これが普通なんだよね……うん」
自分に言い聞かせるようにそう呟く留美。
普段目にしている「萬魔董商店」の突拍子もない外装や魔法道具のヘンテコなデザインに、だいぶ毒されてきているようだ。
やがて、気にしててもしょうがないと言った感じでマンションの中へと入っていく。
そしてしばらくのうち、とうとう玄関の前へとたどり付いた。

「え~っと、届け先の名前は……「太刀川」……「たちかわ」で良いのかな?」
と渡されたメモを確認し、次に表札を確認する。
表札には確かに「太刀川」と書かれている……間違いない。
そして恐る恐る呼び鈴を鳴らすと、しばらくしてインターホンから少しハスキーな声が聞こえてきた。

「は~い、どなたですか?」
「あ、はい!えっと……「萬魔董商店」の者ですけど……」
「あぁ!あなたが留美ちゃんね?話は『店長さん』から聞いてるわよ。……ちょっと待っててね」
と、少し間があって玄関のドアが開かれる……
そこには茶髪のポニーテールに真っ白なエプロンといった出で立ちの、まさに主婦といった感じの女性が立っていた。良く見ると、その後ろには幼稚園生くらいの小さな子どもが隠れるようにコチラを見ている。

「こ、こんにちは~……」
「……!こんにちは!」
留美がぎこちない様子でその子に挨拶をすると、その子も相手に害が無いことを感じとったのか、笑顔で挨拶を返してくれた。どうやら明るい社交的な子のようである。

「ちょうど良かった!ちょっとあなたに頼みたいことがあったのよ。お茶も出すから、上がってちょうだい」
「え?あの……頼みたいことって……」
「いいからいいから!さ、入って入って!」
と、留美は半ば強引に部屋の中へと入れられてしまった。さっきの子の性格は、きっとこの母親に似たのであろう。

言われるがまま、留美は部屋の中へと連れ込まれ、お茶とお菓子をごちそうになることになった。
母親の名前は「小夜子」、娘の名前は「こゆり」と言うらしい。
話してみると、二人とも外見通りの気さくな性格で、しばらくお喋りを楽しんでいるうちに留美はすっかり打ち解けていた。

そうして1時間ほど世間話を楽しんでいると、ふと小夜子が会ったときに言っていたことが気になった。
「そういえば……さっき言ってた『頼みたいこと』って何ですか?」
「あぁ、そのことね……ってもうこんな時間!?」
留美の発言を聞いて思い出したように時計を見る小夜子、しかしその後びっくりしたようなリアクションを見せる。

「え~っとね、実はアタシこの後出かけないといけないのよ……それで申し訳ないんだけど、この娘といっしょに留守番を頼みたいと思って」
「留守番……ですか?うーん、でもアタシ達さっき会ったばかりなのに……」
「まぁ、あの『店長さん』とこの子だし……今まで話してた感じだと、信用できそうだしね」
「は、はぁ……」
留美は予想もしない頼みごとに少し躊躇した、一方のこゆりはと言うと「お姉ちゃんとおるすばーん♪」と、何故か楽しそうな感じである。
親子そろって心が広いというか、ざっくばらんな性格なようである。

「それじゃあそういうワケだから、よろしく頼むわね。こゆり、お姉ちゃんの言うこと聞いて大人しくお留守番してるのよ?」
「はーい!」
「あ、はい……行ってらっしゃいです」
出かける前にこゆりに一つ忠告をすると、小夜子は部屋を後にした。
部屋には留美とこゆりの二人だけになり、少し気まずい空気が流れる……と思いきや、こゆりの方が留美にすり寄ってきた。

「お姉ちゃん、いっしょに遊ぼう!」
無邪気であどけない眼差しを向けるこゆり。その反応を見た留美は少し安心した様子で、小夜子が帰ってくるまでこゆりと遊ぶことにしたのであった。

「いいよ~、何して遊ぼっか?」
「ん~っとね~……うん!こゆり、おままごとしたい!」
「おままごとか~……う~ん……まぁいいか……よし、やろっか」
この年でおままごとはいささか恥ずかしいが、この際仕方ないとしてこゆりにOKを出す。

「二人しかいないけど、何の役をやるの?アタシがお父さんで、こゆりちゃんがお母さんかな?」
「ううん……こゆりはお母さんやるけど……お姉ちゃんは赤ちゃんやって!」
「あ、赤ちゃん!?」
二人の配役を決めようと、何の役をやりたいかを聞いた留美であったが、思わぬ答えが返ってきて困惑してしまう。
いくらおままごとと言っても、流石に赤ちゃんの役は恥ずかしすぎである。

「え~っと……他の役とか無いかな?せめてもうちょっと大きい子の役とかさ……」
「え~……でもお姉ちゃんって赤ちゃんのやくにピッタリだと思うんだけどな~……それに……」
とんでも無いことを言いだすこゆりであったが、しだいにその顔は真剣……というか何か企んでいるような表情になっていった。
何か嫌な予感がする……そう思ったときは既に遅かった。

「それに……今のお姉ちゃん、アタシよりも小さいし」
「……え?」
何を言って……そう言おうとしてハッと気づく。
見下ろしていたはずのこゆりを、いつの間にか見上げていることに……。
そして服に違和感を感じて下を見ると、サイズの合わなくなった服が床にズレ落ちていた。
周囲の物も、いつの間にか大きくなって見える……正確には留美が縮んでいたのだが……


AR留美

「な、なによこれ!?」
そう言った留美の声も、かん高いものに変わっている。
何をしたのか問いただそうとこゆりの方を見ると、嬉しそうな様子で留美を見下ろしていた。

「やった!やった!わかがえりの魔法大せいこう!お母さんにナイショでれんしゅうしたもんね~♪」
「わ、若返りの魔法……?」
……油断した。そう留美は思った。
魔法使いの子供なのだ、その子が魔法を使ったって何もおかしくは無い。しかしこれほどの魔法を使えるなど、誰が予想できただろうか。

「や、やだ……やめちぇ!元にもおして!」
慌てて助けを請うものの、その声も舌足らずなモノへと変化していく。
元々起伏の無いスレンダーな体系であったが、若返ったことによりさらに寸胴な体系になっていく。
手足もググッと短くなり、顔もポチャポチャとした丸っこい形になっていく。

「あ……あぅ……」
やがて立っていられなくなり、四つ足で……いわゆるハイハイの格好で体を支えると、ブカブカになった服の中へと埋もれていった。
そうしてしばらく服の中でもがいていたが、ようやく顔を出したころには、留美の体はすっかり小さな赤ん坊の姿になってしまっていた。

「わ、わあし……あぁたんになったった……」
赤ちゃんになっちゃった……そう言ったつもりだったのだが、上手く舌が回らない。
体を動かそうとしても力が入らず、立つどころか起き上がることすらもままならない……。
そうしていると、フワッと宙に浮いた感覚がして、こゆりに抱きかかえられてしまった。

「かわい~!!!お姉ちゃん、プニプニしててスゴイやわらかいよ!……あ、赤ちゃんになっちゃったのにお姉ちゃんはおかしいか……ルミちゃんって呼ばないとね!」
などと勝手なことを言っている。
反論しようにも、抵抗しようにも、まるで自分の体じゃないみたいに上手く動かせない。
何とももどかしい感じにイライラしていると、やがてドコかに体を降ろされた。その下にはマットが敷いてある。

「さて……せっかく赤ちゃんになったんだから、おきがえしないと……ね♪」
そう言って満面の笑みを浮かべるこゆり、そしてその手に持っているものを見て……留美は固まった。
その手に持っているもの……それはどうみても……

「そ、そえ……お、おむ……」
「そう!オムツだよ~♪これね、こゆりが赤ちゃんのころにつかってたのなの!ルミちゃんにも着せてあげるね」
冗談じゃない。
そう思って逃げ出そうとするも、ハイハイしかできないこの体ではあっという間に捕まってしまう。
せめての抵抗も、両足を捕まれてしまうと何もできなくなってしまう。

AR留美2

「やだぁ~!オムツなんていあないよぉ~!」
「え~っと……ココをこうしてまいて、それからテープを……」
ジタバタと抵抗する留美などどこ吹く風で、慣れた手つきで留美におむつを付けていく。
いくら相手が子供でも、赤ん坊になってしまった今の体では力の差は歴然である。

「よ~っしできた!エヘヘ……ひそかにおにんぎょうでれんしゅうしたかいがあったわ」
「いやぁ~!」
そうしている内に、あっという間にオムツを着用されてしまった。
その姿はどこからどう見ても赤ん坊そのままである。
そんな格好を見て、留美は顔を真っ赤にして涙目になっている。

「さてと……せっかくおままごとするんだから、もっとほんかくてきにやらなきゃね!」
そう言ってタンスの奥の方をゴソゴソと漁り始めるこゆり、しばらくして両手いっぱいにあるモノを抱えて戻ってきた。
良くみると、その腕に抱えられているのは……大量のベビー服やらベビー用品であった。

「さぁ、ルミちゃん……どれが着たい……?」

__________________________________________________

今日はここまでで、後篇に続きますw
AR(若返り)モノも大好きなのですが、あまり描けずにいました。
今回久しぶりに描いてみて、上手くいかないこともありましたが楽しかったです。
(SS書いてるうちに恥ずかしくなったりはしましたがw)
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非公開コメント

海外のドラマのサブリナに近い話があって、年下の魔女に着せ替え人形に変身させられるって話を思い出しましたw

年下にオモチャにされる設定はいいものです…後編が楽しみ待ってます!

No title

>hさん
サブリナは自分もチラッと見たことありますw
喋る猫のセーレムの設定も好きでした。
後半は、留美は着せ替え人形みたいにされる展開を入れようと思ってますw気長に待っていただければ幸いです。

おー、今回の話はAR物ですか~。
おむつ替えをさせられる留美が最高です。
顔を赤くしているところがとても可愛いですね。
やっぱりピクセやこゆりちゃんみたいな年下の子に弄ばれるシーンは興奮しますね。
後半の展開も楽しみにしています~。
<(_ _)>

No title

どうもアラクゥです
今回も留美は散々な目に
イラストもかわいいです
店長がいたらそくお持ち帰りですね

自分の所も新ストーリー始めたので
よろしくお願いします

No title

>アキラさん
アキラさんもブログでARモノをやってたのを見て、挑戦してみたくなったしだいですw
そういえば、こゆりとピクセでキャラの違いを考えなきゃいけないですね……これだとキャラが被っちゃってますねw

>アラクゥさん
店長が見たら、こゆりと一緒になって留美の世話をするかもしれませんねw
アラクゥさんの新シリーズもさっそく読ませていただきますね。

はじめまして

はじめまして、猫乃目といいます^^
ブログ読ませていただきました^^
面白かったです。

新しいお話期待しています^^。

あともしよければですが最近、状態変化系の話を書き始めましたので、
よければきてくださいね^^

No title

>猫乃目さん
初めまして、コメントありがとうございます。
新しいSSや展開もこれからバンバン……書いていけたらいいなぁ~……と思っていますw

猫乃目さんの作品も楽しみにしています。
よろしければ、掲載しているところのURLを貼っていただいても良いでしょうか?

はいです 

今後の留美ちゃんの変化期待しております 

そういえば何故かURL載せれなかったんですよ
一応ばらして載せておきます。


nekome2112.blog69.fc2.com/?m&cr=22c2f151ccdcb24f6981f5523b3f9a7e

↑↑↑
これにhttpを付けてもらってよろしいでしょうか

あとイラストは、キャナやら持っていないので…。
手書き&色鉛筆の上に写メなのでかなりあらいですが、ご勘弁ください
そのうちペンタブ&スキャナかいますので!

No title

赤子化、予想以上にいいですね。

拘束されているわけでもないのに、自由を奪われて、好き勝手弄ばれる。
まして、オムツとか屈辱もの。

こういう精神的恥辱って、結構好きです。(^ー゜)d

No title

>猫乃目さん
ブログの方、さっそく拝見させていただきました。
状態変化のネタも、世界観も、自分のツボに入ってて萌えましたw
もし宜しければ、相互リンクを結ばせてもらっても良いでしょうか?
猫乃目さんの更新も、楽しみにしています。
後、ペンタブとスキャナーを買い揃えようとすると結構高くつくので、財布と良く相談した方が良いですよ。アナログのままでも、充分良い作品は描けますしね。

>るりょうにさん
精神恥辱ネタは自分も大好きですw
自由度は全然違いますが、動きを封じて良いように弄ばれるという意味では状態変化と似ているかもしれませんね。
屈辱を煽るような格好にさせるのも良いですよねw

>ゲンガーさん
見に来ていただき、ありがとう御座います 
リンクの件ですが是非お願いします  
ペンタブとスキャナについては、余裕がある時にww
でわ~後編期待しとります 
プロフィール

ケンガー

Author:ケンガー
管理人:ケンガー(見学者)

人が別の何かに変えられるというシチュエーションが好きな落書き描き。まだまだ至らない所が多すぎるのが難点……よろしくお願いします。

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