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SS第6回後篇

何とか4月中に更新できました(汗
今回は前回の続きとなります。と、その前に……
猫乃目さんが経営するブログ「ネコメ的事情」と相互リンクを結ばせていただきました。
状態変化や獣化など、様々なジャンルのかわいくてちょっとエロい絵やSSを更新されているので、これからの更新がとても楽しみですw
それでは、本編に行ってみたいと思います……。
_______________________________________

「ふんふ~ん♪」
留美がおつかいとしてこの太刀川家に来て、数時間が経過しようとしていた。
リビングから聞こえる鼻歌の主、「太刀川こゆり」はさもごきげんな様子である作業に没頭していた。

「ここをこーして……でーきた!」
と、満面の笑みを浮かべ自分の成果を見下ろすこゆり。そこに居たのは……

AR留美3

前回赤ん坊にされてしまった留美がいた。

「あうぅぅ~……」
留美の格好はというと、髪の色と同じピンク色のベビー服を着せられ、首元には人気のうさぎのキャラクターが刺繍されたよだれ掛けが巻かれていた。おむつが履かされているせいか、はたまた赤ちゃん特有のぽっこりとしたお腹のせいか、ベビー服はモコモコと膨らみお尻を大きく強調させている。さらに髪の後ろに赤い髪留めが結わえられており、おこぼい顔立ちが強調されるような子供らしい髪型にされてしまっていた。

「とってもにあうよ~!すごいかわいい!」
「そんにゃこといわえても………」
まさしく赤ちゃんと言った格好にされ、あまりの恥ずかしさに顔を赤くして俯いてしまう。
そんな留美をよそに、こゆりはと言うと嬉しそうに留美の体を抱き上げる。

「えへへ~♪まるで妹ができたみたい……そうだ!これからルミちゃんは、わたしの妹にしてあげるね!だからルミちゃんはこゆりのことをお姉ちゃんって呼ぶんだよ?」
「そんにゃのいや~!」
「ダ~メ!ルミちゃんはこゆりの妹になるの!これからずっとお世話してあげるの!」
などと勝手なことを言っている。留美にとってはたまったもんじゃない。
何とかして逃げ出そうと体をくねらせるものの、赤ん坊の体では無力に等しかった。

「もう……わがままだなぁ……そうだ!」
と、何か思い出したように机の上に置いてあった「ある物」を取りだすこゆり。
その手に握られていたのは……「哺乳瓶」であった。

「そ、そりぇって……」
「ごきげんななめなのはお腹がすいてるからだよね!待ってて、今ミルクあげるから!」
と言って、抱きかかえた留美の口に哺乳瓶を差し出そうとする。

「ま、まって!おなかしゅいてにゃいし、そんなもにょのえないよぅ!」
「だめだよ~!イライラするのは「かるしうむ」が足りないからって、テレビで言ってたもん。それに飲まないと、大きくなれないんだよ!……って別に大きくならなくても、ずっと赤ちゃんのままでもいいかw」
舌足らずな口調で一生懸命否定する留美であったが、こゆりは聞こうともしない。
やがて、なかなか飲もうとしない留美にしびれを切らしたのか、留美の鼻を摘みだした。
しばらく口を閉じて抵抗していた留美であったが、あっという間に息が続かなくなり、呼吸をしようと思わず大きく口を開けた。その隙をこゆりは見逃さず、その口に哺乳瓶を突っ込んだ。

「むぐっ!?」
「大人しく飲まないと「メッ」ですよ~♪」
留美の口にミルクが入ってくる。その味は少し味気ないもののほのかに甘く、口の中にじんわりと染みてくる。
そうしていると、まるで身も心も赤ん坊になってしまうようであった。

AR留美4

(……何だろうこの気持ち……あったかいような……ふわふわする……)
トロンとした目で哺乳瓶のミルクとこゆりを交互に見る。こゆりはさも嬉しそうに留美を見つめている。

「もしかしておねむかな?赤ちゃんだから仕方無いね」
そして留美が飲み終わるのを確認すると、抱きかかえて留美の背中を軽く叩く。

「確か……ミルクを飲んだ後はこうやってゲップをさせるんだよね?」
すると留美の口から「ケプッ」と、かわいらしいゲップが出た。

「うん!これで良し!さてと……ルミちゃんはおねむみたいだし……いっしょにねんねしようか?」
「う……ねん……ね?」
まるで催眠術にかかったみたいにウトウトとし始める留美。
ボーッとした頭の中では何も考えられないのか、赤ん坊扱いされてることに何の違和感も感じなくなりつつあった。
こゆりは敷いてあった布団に留美を寝ころばせると、自信も隣に横になった。
そして留美のお腹をポンポンとタッチして、子守唄なんかを歌っている。

「ね~んね~ころ~り~よ~……♪」
そんな歌を聴いていると、ますます自分が赤ん坊に戻っていくような感じになる。
やがて目を開けていられなくなり、そのうちぐっすり眠ってしまった。

………………
…………
………


留美が目を開けると、窓から夕焼けが見える。
どうやら寝ているうちにすっかり時間が経ってしまったようだ。
隣では、こゆりがすやすやと寝息を立てている。
留美は起き上がると、妙な違和感を感じた。
体を見下ろすと、そこにはいつものセーラー服を着たいつもの留美の体があった。

「あら、目が覚めたみたいね」
声の方向を振り向くと、そこにはこゆりの母親である「小夜子」が立っていた。

「あの……私……」
「……ゴメンなさいね、この子ったらあなたに迷惑をかけたみたいで……」
どうやら留美とこゆりが眠っている間に帰ってきたのか、こゆりが眠っている隙に小夜子が留美を元に戻したようである。

「まったく……どこであんな魔法を覚えてきたのか……それに覚えたところで、そんなに簡単に使える魔法でも無いのに……」
……どうやらこゆりも、若いながら相当な魔力を持っているようである。

「本当にゴメンなさいね……この子には、後でしっかり叱っておくから……」
「あ、いえ……あたしは大丈夫です!こゆりちゃん……妹が欲しいって言ってましたし……たぶん、寂しかったんだと思います……それに……」
そう言って、顔を真っ赤にして俯いてしまう留美。
「自分も少し楽しかった」なんて、口が裂けても言えるわけがなかった。

「そう……?寂しかった……か……幼稚園に行けば、友達や先生と楽しそうにしてるんだけどねぇ……知らない人との留守番は初めてだったから……かな?」
「そ、そうだと思います」
「それなら……また今度暇があったらさ、こゆりの遊び相手になってくれないかしら?」
「え……う~ん……」
思いもよらぬ提案に、少し躊躇する。さすがに今回みたいな目にまた合うのはゴメンである。

「今度はちゃんと、留美ちゃんに迷惑かけないように言い聞かせとくからさ」
「……そういうことでしたら」
そうした約束を交わして、留美は太刀川家を後にした。
帰るころにはすっかり日もくれて大変な一日になってしまったものの、こういうのも悪くないかな……と思う留美なのであった。

_________________________________________________________________
今回はここまでです。
今回出てきた新キャラの「こゆり」ですが、今後使っていくかどうかは未定ですw
この娘も色々と設定は考えてあるので、機会があれば色々紹介していきたいと思います。
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非公開コメント

髪留め、よだれ掛け、おむつ、赤ちゃんの格好が可愛いすぎです(笑)。
赤ちゃん扱いされて色々と反応する留美が愛らしいですね。
これがピクセとかだったら思いっきり抵抗するんでしょうね…。
心も徐々に赤ちゃんになっていく描写も良いです。
こゆりちゃん恐るべし。

それにしても胸のうさぎ…ありがt(ry

No title

ぽぽぽぽ~ん
赤ちゃん扱い最高です、抵抗しても無意味、喋ると赤ちゃん口調
さらに哺乳瓶により心まで赤ちゃんになっていく、良いですね。
これが普段、気の強い女性だったらさらに萌えると思う。

No title

>akiraさん
留美だろうとピクセだろうと、赤ん坊扱いされるのは相当恥ずかしいとでしょうねw
心も徐々に変化していくという心理描写も、もっと上手く書けるようになりたいですね。

そして涎掛けのアレはお察しの通りですw

>名無しさん
ぽぽぽぽ~ん^q^
確かに気の強い女性が無力な姿にされるってシチュは萌えますね。
変化前と後でのギャップが激しいのが良いのだと思いますw
そういうのも、いずれ描いてみたいですね。

No title

留美ちゃんかわいい~♪

しかし、人を赤ん坊にしたり、いろんなものにする力が実在するとしたら、ホントほしいですね~ww

ちなみにあのまま時間がたっていたら・・・心も体も赤ちゃんになっちゃたりするんですかね?ww

No title

>猫乃目さん
こんな能力が使い放題な世界に行ってみたいですねw
もしあのままだったら、たぶん赤ちゃんとして成長し直すハメになってたと思いますwもちろんこゆりの妹としてw
プロフィール

ケンガー

Author:ケンガー
管理人:ケンガー(見学者)

人が別の何かに変えられるというシチュエーションが好きな落書き描き。まだまだ至らない所が多すぎるのが難点……よろしくお願いします。

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