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SS第11回

明けましておめでとうございます!(遅w
新年明けてから大分経ってしまいました……申し訳ない……orz
今年もこんなペースになると思いますが、よろしくお願い致します……<(_ _)>

__________________________

お正月が明けてしばらくが経った頃……
萬魔董商店では留美とメイアが二人、商品の棚卸作業に追われていた

「ふぅ……ようやく半分ってトコロかな……メイアさん、そっちはどうですか?」
「……こっちは後1/3くらいね、これくらい余裕よ、余裕!」
「ははは……」
そういうメイアの棚の方を見ると、まだチェックしてないと思われる商品がズラリと並んでいた

「……コッチが終わったらソッチも手伝うから、何かあったら言ってね?」
「バ、バカにしないでくれる!?これくらいアタシ一人でどうとでもなるわよ!」
留美に気を使われたのが癇にさわったのか、声を荒げて留美に噛み付くメイア
キッとした表情で留美を睨みつけると、再び作業に戻っていった

「はぁ……ワタシ、何か嫌われるような事したっけなぁ……」
メイアとは初対面の頃から上手く行ってない……留美自身は何とか仲良くしたいと思っているのだが、メイアの方は留美を一方的に敵視している……
と言うより、自分よりも先に「店長」といっしょに働いていた留美に対して嫉妬しているようである
そうした事からギスギスした空気に耐え切れなくなり、やがて二人とも、口数少なく黙々と作業を続けるのであった

(うぅ……空気が重い……何とかして会話できないかな……)
同じ仕事場で二人しかいないアルバイト同士、せっかくなんだから仲良くなりたいと思ってる留美は何度か会話を試みたものの、未だに5分以上続いた試しが無かった

(何か……何か話題を……)
そうして悩んでいる留美の視線に、ふとメイアが普段から持ち歩いている杖が目に入った

「そ、そういえば……メイアさんの杖って変わった形してるよね……?」
「は?」
メイアは思わず振り向くと、腰にくくりつけていた杖を後ろ手に握りしめる

メイアの杖

「その……他の魔法使いの人が持ってる杖より大きめだし……何か大きな水晶玉みたいのが付いてるし……」
「確かに最近見ないデザインかもしれないけど……こんなの、魔法使いの間じゃ珍しくも何とも無いわよ?」
「そう言われても……そもそもワタシ自身、身の回りで魔法使いの人なんて見ないし……」
そう……メイアや「店長」は魔法使いであるが、留美自身は魔力も何も持たない、ただの普通の人間である

「ふーん……まぁ、何でこんな杖なのかって質問だけど……いいわ、特別に教えてアゲル」
「ほ、本当?見せて見せて!」
一瞬、メイアの顔がニヤリと意地の悪い笑顔を浮かべた気がしたが、留美にとってはメイアと親睦を深める絶好のチャンスである
魔法の事にも興味があったし、留美はメイアに話を合わせることにした

「アタシの得意な魔法なんだけど……要はシャボン玉ね、こんな風に杖に魔力を送り込んで……」
そう言うと、杖に埋め込まれている水晶が淡く発光し始める……すると水晶から薄い膜のようなものが浮かび上がり、そのまま球体状になってフワリと宙を漂い始めた

「っと、こんな感じね……こうやって魔力を薄い膜状にして、シャボン玉を作るのよ。そしてその膜の中に別の魔力を込めて、爆弾みたいにしたりできるってワケ」
「へ、へ~……」
シャボン玉に触れてみようとソ~ッと手を伸ばしていた留美であったが、爆弾などという物騒な単語を聞いた瞬間、思わず手を引っ込めた

「……まぁ、今のはまだ何も込めてないけどね……後はそうね……」
メイアはそう言ってニヤリと笑うと、杖に魔力を込めてひと際大きなシャボン玉を作りだした
そして留美に向けて杖を振るうと、シャボン玉は留美を包み込んで中に閉じ込めてしまった

「え?へ!?何これ!?」
「封印!!」
「へ?ムギュ!?」
訳も解らずシャボン玉の中で慌てふためく留美であったが、すかさずメイアがシャボン玉に向けて言葉を発すると、シャボン玉が留美もろともバスケットボールくらいにまで小さくなってしまった

メイア球体留美

「キュ~……狭い……私どうなっちゃったの?」
「アタシの魔法の一つ、こうやってシャボン玉の中に閉じ込めた相手を圧縮してボールみたいにすることができるのよ」
そう言うと、メイアはボールと化した留美を軽く踏みつけ転がし始めた

「ムギュ……や、止めて~……!」
「フフフ……良い格好ね留美、マヌケなアンタにはお似合いの姿よ!」
メイアはさも嬉しそうに留美を転がし続ける
しばらくそうやって遊んでいたが、やがて飽きたのか留美をほっぽって作業に戻っていった

「ってちょっと~!元に戻して行きなさいよー!!」
「フフン♪しばらくすれば封印が解けて元に戻るわよ、それまでそうしてなさい!あ~忙しい忙しい~♪」
「そんな~……」
そうして留美が元に戻った頃には、メイアは大体の仕事が終わっており
留美の仕事はメイアに手伝ってもらうハメになってしまった……

「ほ~んと!アンタってトロいんだから!アタシが手伝ってあげなきゃ、一人で何もできないなんてね~♪」
「うぐぐ……そっちが邪魔したくせに~……」
「アンタがアタシの魔法が見たいって言ったから見せてあげただけよ、ほら!さっさと手を動かす!」
「む~……いつか仕返ししてやる~……!」
楽しそうなメイアとは対照的に、留美は苦々しげな表情を浮かべ、余計な事するんじゃ無かったと後悔していた
そして得意そうなメイアを横目に、リベンジを決意する留美であった……

_______________

本日はメイアの設定について、少し掘り下げてみました
と言っても、まだまだ大雑把な設定しか考えてないんですけどねw
話が進むにつれ、少しづつ広げていけたらなと思っています……
それでは、本日はこの辺で……
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No title

メイアの属性は泡って事か・・・シャボン玉なら結構いろいろな事が出来そうw
今回のメイアはなんだか構図のせいかいい体つきしてるように感じますw
そう、実に膨らませ甲斐のあるいい体してる・・・wもう半年経ってるのかあの合作から
球体留美も可愛いですw

No title

>飛々さん
メイアの体つきは一応ナイスバディな設定です、「店長」には負けますがw
泡の魔法は他にも色々応用が利きそうなので、今後も何らかの活躍の機会があれば使っていきたいですw
半年……早いものです……機会があれば、飛々さんが良ければ、また合作やりたいですねw

ボールになった留美もなかなか可愛いですが、メイアのいじめぶりも良い感じですねw
今まで被害者側だったメイアですが、変化させる側になってSっぷりを発揮しているメイアも好きですねw
留美は果たしてリベンジを果たせるのでしょうか…

No title

>akiraさん
メイアは基本変化させたり、させられたり、どっちにでもなれるタイプですかねw 
でも案外おっちょこちょいなので、自分の魔法でどじって……なんてこともあるかもしれませんw
そして留美のリベンジは……まだまだ遠そうですねw
プロフィール

ケンガー

Author:ケンガー
管理人:ケンガー(見学者)

人が別の何かに変えられるというシチュエーションが好きな落書き描き。まだまだ至らない所が多すぎるのが難点……よろしくお願いします。

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