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SS第16回

お久しぶりです!
そして……
今まで放置してて本当に申し訳ありませんでしたorz
色々と忙しかったりダラダラしてたりしてたらいつの間にかKONOZAMAだよ!
いや本当にすみませんでした……

そんなわけで今回もSSを更新していきたいと思います……久しぶりですが、どうぞ!
_____________________

ここは深い深い森の奥……
誰も立ち入らないようなその場所に存在する村の中
老婆が一人、ロッキングチェアーに揺られながら手の中の水晶を大事そうに眺めていた

「……む……これは……」
まるで眠っていたかのように微動だにしなかった老婆であったが
ふと何かを発見したように、水晶の中を凝視しはじめた

「お婆さま、何か見つけたの?」
と、そこへ一人の少女がかけよる
そして後を追うように、もう一人の少女(?)がその傍らへと近付いた

「……これはいかん……まさか……あの者が目覚めようと言うのか……?」
「あ……あの者って……?」
老婆のただならぬ物言いに、もう一人の方が恐る恐る聞き返す
老婆は少し考えるように間を置くと、二人に向かって語りかけた

「今はまだ言えぬ……それよりもお主らに頼みがある」
老婆は水晶から目を離し、二人を見つめる……そして

「あの方を……ここへ連れて来て欲しいのじゃ 」

_______________________

場所は変わって、いつもの「萬魔董商店」
今日は珍しく、留美、メイア、「店長」の3人で店番をしていると……

バーン!!

ピクセピクト 再登場

「こーんにーちわー!」
「えと……こんにちわ……」
と元気の良い声と、小さい声、そしてドアが勢いよく開く音が聞こえた

「び、びっくりした……あれ?ピクセちゃんとピクト……くんだっけ?」
「あらあら~、2人とも久しぶりね~」
「……誰?」
と三者三様の反応を見せるなか、メイアだけは見知らぬ二人に対して不信感を露わにしているようであった

「そっか、メイアさんはまだ会ったことなかったっけ?えっと……こっちの髪の長い方がピクセちゃんで、こっちの短い方がピクトくんだよ」
「……『くん』?」
メイアに対して説明をする留美、しかしそこで感じた違和感にメイアは思わず突っ込んだ

「あー……えっと……この子は男の子なんだよ……」
「……です」
「へ、へ~……」
どう見ても少女にしか見えないその少年は、顔を赤らめて俯く
メイアの方はというと……より二人に対して不信感を増したようである

「ところで今日は何しに来たのかしら?また何か買い物?」
「あぁ……それなんだけど……」
と、ピクセは「店長」の方へ向き直り、事のあらましを説明し始めた

「実はアタシたちのお婆さまが「店長さん」に会いたいって言ってるのよ……何でも、重要な話があるとか何とかで」
「ピクセちゃんたちのお婆さん……確か、ピクセちゃんたちが住んでる村の村長さんだったかしら?」
店長は思い出したようにピクセに尋ねた

「はい……何かただならぬ雰囲気で……『あの者が復活する……』とか何とか……」
「あの者……まさか……」
今度はピクトが説明をすると、それを聞いた「店長」の顔が不意に怪訝な顔になる……

「そう……言ってたの?」
「あ、はい……でも僕たちは、またいつもみたいにお婆さまが大袈裟に言ってるだけだって思って……」
「店長」は考え込むように口に手を当てる……
と、その様子を見ていた留美とメイアが話に割って入った

「あの……「あの者」って何なんですか……」
「それにそのお婆さまっていうのも、何者なんです?」
二人は「店長」に食ってかかるように尋ねる

「それは……」
「店長」はまたしばらく考え込むような素振りを見せる

「そうね……もし『彼』が復活したとしたら……その時はあなた達を巻き込むことになってしまうかもしれない……それなら、二人には知っておいて貰った方が良いかもしれないわね」
「巻き込むって……一体何が……」
留美が不安げに「店長」を見つめる
その様子を見た「店長」は、優しく留美の髪の毛を撫でた

「大丈夫よ、あなた達は必ず私が付いてるから……」
そんなやりとりをメイアは恨めしs……羨ましそうに見つめていた
その後、「店長」は何かを決意したような面持ちで留美から手を離すと

「ともかく、話は向こうで……二人には悪いけれど、急いで出かける準備をしてちょうだい」
「で、出かけるって今からですか!?それに一体どこに……』
突拍子もない「店長」の言葉に、驚いて突っ込む留美

「今から行くところは『ハイエルフの村』って呼ばれる場所よ。あ、『ハイエルフ』というのはピクセちゃんたちのような妖精と人との間に生まれた、一際魔力の高いエルフの種族のことを言うのよ」
「店長」は留美に説明する
しかし留美はと言うと、そんな所聞いたこともない上に、ハイエルフなんて種族が存在することも知らなかった

「妖精って実在したんだ……それにハーフって……」
「……?何?」
留美はピクセたちの方向を見る
まさかよく遊びに来ていた客人が、人間とは違った存在だとは思いもしなかったのだろう

「それで……どうやってその村に行くんですか?」
「そういえば……あんまり遠い所なら、ワタシも学校があるし……」
見知らぬ土地への不安もあるのか、メイアと留美の二人は互いに顔を見合わせる

「ふふ……大丈夫よ、その辺は二人が説明してくれるわ」
と、「店長」はピクセとピクトの方を見た

「あ、はい。僕たちの村とこのお店は、次元接続の契約がされてるので自由に行き来ができるんです」
「じ、次元接続……?」
聞いたことの無い単語を出され、目を丸くする留美

「要はどこ○もドアみたいなものよ」
「そんな便利なが!?」
「な、なんですそれ……?」
留美に対して「店長」が解りやすいように説明する
一方メイアの方は、意味が良く解ってないようである

「え~っと……話を続けますね。それで、一応僕たちの村の近くには行けるんですが……僕たちの村には結界がしてあって、僕たちの種族以外の人間は立ち入ることができないようになってるんです。」
「じゃあどうやって……」
「フフフ……そこでコレを持ってきたのよ!」
疑問に思う留美に対し、ピクセがドヤ顔で持ってきた籠を取り出した

「……?え~っと……これは?」
「この中よ、よく見てみなさい」
そう言われ、留美とメイアは籠の中を覗きこむ
その瞬間、籠の中から勢いよく煙が吹きだし、二人は思いっきりその煙を被ってしまった

「わぷっ!?」「ひゃっ!?」

ボウンッ!!

そして煙が爆発し、煙が晴れたところに現れたのは……

リンゴ留美洋ナシメイア

コロコロ……
「な、何よこれ~!!?」
そこに現れたのは、リンゴと洋ナシ……留美とメイアの変わり果てた姿であった

「あ、あらあら……これは……」
「店長」は呆気に取られた様子で留美とメイアを拾い上げる

「フフン!人間が入れないのなら、人間以外にしちゃえば良いと思ったの!それにしても……アンタ達、おいしそうな姿になったわね」
「こらー!元に戻せ―!」
得意げに二人を見下げるピクセ、その態度にメイアは声を荒げて怒りだした

「アッハハハ!そんな姿じゃ怖くもなんともないわね!」
「ご、ごめんなさい……でもこうするしか僕たちの村には入れないし……」
「ぐぬぬ……」

「さ、『店長さん』も!」
「え?……いや私は別にそんな魔法を使わなくても……」
「いいからいいから!」
と、ピクセは遠慮している「店長」に向けて籠の中の煙を再び発射した

プシュー!
「きゃっ!?」

ポンッ!

再び煙が辺り一面に立ち込み、「店長」の姿が見えなくなる
そして煙が晴れた後に、その場所を見ると……「店長」はレモンの姿になってしまっていた

「て、店長ー!?」
「あらあら……何だか変な感じ……」
文字通り手も足も出せず、ただコロコロと床に転がるしかない3人(……3個?)
そうしているとピクセとピクトが3人を拾い上げ、持っていた籠に3人を詰めてしまう
さながらお見舞いのときに貰うフルーツバスケットのようであった

フルーツ(笑)詰め合わせ

「フフフ……日ごろのお返し大成功ね!そのままワタシ達の村に着くまで大人しくしてなさい!」
「ね、姉さんってば……ごめんなさい、村に着いたらすぐに元に戻しますので……」
調子に乗ってるピクセをたしなめるように、ピクトがフォローを入れる

「うぅ……『お師匠様』までこんな姿に……」
「フフ……でも果物になるって経験、滅多にないことよ?」
「普通ありませんよ!」
困惑している二人に、マイペースに対応する「店長」……果物になっても、相変わらずである

「さぁ!いよいよ出発よ!」
「え、ちょっと!まだ何も準備できて……」
「つべこべ言わず行くわよー!」
と、留美の言葉を無視して勢いよく扉を開けるピクセ
すると扉の向こう側に波紋が現れ、空間の歪みが発生する
ピクセとピクトは果物にされた3人を連れ、その扉をくぐっていった……

________________________
今回はここまでです
久々にSSを書いてみましたが、やはり難しいですw
次回更新はいつになるか……今ちょっと他のことにも手を出しつつあるので
また少し更新は遅れそうです……ホントニモウシワケナイ……orz
絵の方は少しづつ描いていけたらなと思っているので、また長い目で見ていただければ幸いです
それでは……
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No title

おひさ

何かブログの更新久々ですね

No title

食べたくないくらいほしい

No title

>名無しさん
お久しぶりですー

>父さん
遅くなって申し訳ありません……orz

>名無しさん2
観賞用ですねワカリマスw

No title

果物にされた3人をそのまましぼって、ミックスジュースが作れそうですね(笑)。

No title

>ルパンガンバーさん
変化させた娘を、さらに加工しちゃうっていうのも萌えますよね

No title

ケンガーさんどうも、お久しぶりです!またイラストが見られるのは嬉しい限りです。

今回の話は新展開ということで…個人的には「あの者」がどんなキャラなのか気になりますね(イラストも描かれますかね)。
そして…メイア洋ナシと店長レモン、いい形してますねw

No title

>akiraさん
お久しぶりですー
あの者が何者なのかは、次回明らかに……なると良いなぁ……(切実w

洋ナシメイアとレモン店長の形は完全に私の趣味ですw

No title

お久しぶりです!
店長レモンいいですね。店長が髪飾りのないAAのレモナ(○カマのアレ)に見えてきました。

No title

>名無しさん
反応遅れてしまってすみません、ありがとうございますー
レモナが解らなくてググってしまいました、なるほど、確かに少し似てるかもしれませんw

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Author:ケンガー
管理人:ケンガー(見学者)

人が別の何かに変えられるというシチュエーションが好きな落書き描き。まだまだ至らない所が多すぎるのが難点……よろしくお願いします。

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